最近身体がだるく、やる気が起きないといった症状がでたら、まずは内科に行かれる方が多いでしょう。うつ病を発症していると内科でうつ病の診断を受けることは少ないです。
気分がひどく落ち込んだままだったり、何も手につかず、十分な睡眠が取れなかったりなどの症状がある場合は心療内科や精神科に行きます。
病院を選ぶ際のポイントは二つです。一つは通いやすい場所にあるのか。うつ病と診断されたら、長い間治療を行いますので通いやすい立地であることはとても重要です。次にお医者さんとの相性です。正直な気持ちを話せるかなど、心理療法を行う場合はお医者さんとの信頼関係を築いていく必要があります。なのでコミュニケーションが取りやすい方や、あなた自身が心を開けるようなお医者さんを選ぶと良いです。
お医者さん選びはとても重要で、あまり相性が良くないところだと同じ薬を処方されていても効き目が違うこともあります。心を開いていないお医者さんからのアドバイスを聞くことはなかなか難しいので、なるべく相性の合うお医者さんのところへ行くようにしましょう。
心療内科の特徴は、心身症が対象ですが心の病も扱うケースが増えているので、心療内科でもうつ病の患者さんを受け入れています。精神科はメンタルクリニックやメンタルヘルス科などと言われることもあります。うつ病はもちろんのこと心の病を全て扱っています。あなた自身が、心が疲れていたりうつ病ではと疑いを持っていたりするのであれば、精神科に行かれることをオススメします。
保険が効く精神科などでの心療代は初診がおよそ2300円です。その後は1500円程が相場です。お薬を処方された時は、お薬代が3割負担になりますが、自立支援という制度に申請を出すと1割負担になります。長期で通われることが予想される場合は申請を行っておくとよいでしょう。申請は市役所などで出来るので、診断書や保険証、所得証明書などを持っていき申請を行ってくださいね。
このように心の病を支援する国の制度もあります。頼れるものは出来るだけ頼るようにするのも負担を減らすことに繋がるので、ぜひ利用してみてください。何度も言いますがうつ病は治る病気です。そのためには長い目で治療を行うことが大事なので、自分だけで解決しようとせずにお医者さんや周りの家族に頼って、回復していきましょう。
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